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Achievements

アークヒルズ

PLACE

東京都 1998

PRODUCE

PHOTO BY

株式会社ナカサ&パートナーズ

CLIENT

森ビル株式会社

COOPERATE IN TECHNICAL WITH

岩崎電気株式会社 ヤマギワ株式会社

LIGHTING DESIGN

内原 智史
八木弘樹

Concept

一条の光

クライアントとの出会いは不思議なきっかけから始まる。京都の夜間拝観を訪れたクライアントから「桜」のライトアップを目的としてデザインの要請を受ける。我々は全環境を取り込む敷地全域に対する恒久的なライティングデザインの重要性を主張し「桜を都市空間」に置き換えてプレゼンテーションに臨むこととなる。ともすると建築構造の合理的な要因で高層化する都市の建築郡をライトアップによってさらにその大きさだけを誇示することに警鐘をこめて一筋の光を提案した。建築頂部から150mの空間を渡り、その光が行き着く先にあるものは、「ひとりの人」を目指していること。このプロジェクトの重要なコンセプトである。

写真1

Design Technique

ライトダウン

住宅棟に囲まれた庭園への光はずべてライトダウン(上から下への光)によって構成されている。借景となる大樹は建築の最上部より充分にグレアかっとされた投光器からの光が降り注ぎ、同じ方向の光の中で「光の質感」に変化をつけている。最も人に近いガーデニングの花々への光はローボルトハロゲンが使用されている。光を受ける対象物の空間のスケール感を活かし人との関係性を表現することも大切である。

写真1

Specialites

三次元の光環境

高層建築とオープンスペースの関係は人の目線を考慮した計画が必要となる。むやみに上空に拡散する光を多用せず、環境に配慮したライティングデザインが都市環境の大きなテーマとして注目されるていることも見逃せない。高密度化された都市空間にあって有効な視覚環境をデザインする上でより立体的な視認性と光環境の検証を重ねる必要があるといえるだろう。

写真1