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Achievements

金閣照覧

PLACE

京都市 1997

PRODUCE

株式会社毎日放送

PHOTO BY

CO/DT 株式会社シネブレーン SP 中山寛治

CLIENT

鹿苑寺

COOPERATE IN TECHNICAL WITH

岩崎電気株式会社

LIGHTING DESIGN

内原 智史
八木弘樹

Concept

アプローチからのデザイン

「夜間拝観」によって表現しようとした世界は昼間感じることのない「隠された情報の再生」。庭園に秘められた様々な作り手の情感や素材の質感などを境内全域を対象にデザインされている。闇を伴い見る人の創造世界を押し広げる環境演出はすべてをあからさまにする昼の世界とまったく異なった情緒を創りだすことができるのである。

Design Technique

おもてなしをあかりに

山門から勅旨門へとつながる参道は手燭をそっと掲げた高さに光を連ねている。微妙な光の高さは柔らかな「人の気配」が感じられ「迎える光」としてデザインされている。ダイクロイックミラーのハロゲンランプによって足元を照らしミラー後方に漏れる光を活かして「はんなり」と赤みをさした光が和紙から漏れ出てくる。

写真1

Specialites

熄(soku)

1992年より「京都光構想」を具体化すべく、京都の有名寺院との交渉が始まる。改めて金閣寺の魅力を様々な角度から知ることなる。その中でも外装の金箔の内に秘められた漆の工程は箔押しの仕上げの途上に出現する「漆黒の金閣」として神秘的かつ厳格は姿として強烈な衝撃を受けることとなる。金は光を伴って燦燦と輝くことができても自分から光を発光することはない。漆の持つ漆黒の世界は光を吸収し無限の空間を孕み深い精神世界を創造する魅力を秘めている。